2015/11/22

第9回日本禁煙学会学術集会(熊本)・・・

日本禁煙学会の学術集会で発表してきました。

呼吸器外科、肺癌の治療をしていますが、進行がんの方もおられます。
タバコと肺癌の因果関係が言われているなか、初診の時に喫煙中の患者さんも、まだまだ、見かけます。




当科では、治療をする際、必ず禁煙してもらっています。肺癌の治療は、手術をするにしても、抗がん剤をするにしても、呼吸器・肺に負担をかけるものです。これまでタバコでいじめてきたわけですから、今後はタバコなどで肺に負担をかけない心がけを見たいわけです。

禁煙外来を行い、苦しくない禁煙指導をしています。
それでも、手術後に再喫煙してしまう患者がいるのは、残念なことであると同時に、ニコチン依存症の治療の困難さを自覚するのであります。

人生、知らない方が良いということは幾つかありますが、タバコもその一つでありましょう。


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