胸腔ドレナージを行った際、空気を吸い込まないように、一方通行になるようなものです。そざいは透明なプラスチックの筒で、内部に長い目のゴムがついています。外には出れるが、戻って入れない、魚を捕まえる時のワナのような構造です。魚ではなく、空気が戻れないようにということで、密着したゴムが装着されています。
わたしが研修医の頃は使っていましたが、いまはドレナージシステムをつなぐことが標準で、もう使っていませんでした。このたび、在庫処分となり、京都山城医療センターからは無くなりました。昔は、困難使ってたんやでという歴史的証拠として、写真をアップしておきます。
青い方を胸側につなぎます。空気や液体は左方向へ流れますが、逆向きには流れません。 |
横から見た図はこのように。ゴムのチューブがくっついていて、逆流を防止します。 |
歴史を語るにはまだ若いかな・・・
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