今回は、日本気胸・嚢胞性肺疾患学会に参加、発表して参りました。
気胸というと、胸部痛、息苦しいなどの症状で、若年男性(痩せ型、長身)に多い疾患です。極めて、健康な男性に多いということです。
しかし、それ以外にも、さまざまな原因で発症し、治療が難しい病態もございます。
また、手術治療を行っても、再発する症例が数パーセントはあり、一回の治療で完全に治しきるのは難しいこともあるという、やっかいな一面もあります。
今回は、
(1) 異時性・同時性に発症した一卵性双生児
(2) 分離肺換気が困難なため、両肺換気、開胸手術を行った続発性気胸
の2演題について症例報告を行いました。
また、シンポジウムや、他の施設での治療の工夫など、当院でも取り入れていきたい内容がふんだんに含まれていました。
朝から夜まで、みっちりと、学会発表を堪能いたしました。
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