2016/02/02

病理の切り出し・・・

みなさん、こんばんは。

今日は、病理の標本についてです。

手術で摘出した臓器の記録、組織診断のため、5ミリ位の厚さに組織を切ります。
腫瘍の部分を写真で撮り、電子カルテへ保存したり、どの部分を重点的に見て欲しいかなど、病理の先生に情報を提供します。


その際、使用するのが撮影台です。

ライトがLEDにかわりました。
写真のように、真ん中には、ブルーの透明板を引いています。

両サイドからLED(白)の照明を当てます。カメラを装着して、真ん中に標本を置いて撮影します。

ブルーの透明板を外して、ホワイトをバックに撮影します。

写真の写りですが、ブルーよりもホワイトの方が、辺縁がにじまない、クリアーな写真になりました。

LEDの撮影台のいいところは、従来のハロゲンランプと比較して、熱くないこと。
半袖で仕事をしていると、『あちっ!!』ということがよくありました。


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