京都府が主体となって、がんについて広報する一環として、低年齢層にがんを知ってもらうためのプロジェクトでございます。京都府健康福祉部・健康対策課のT氏(以前、京都府立医科大学で研究支援もいただきました)が担当されています。
みなさんも、新聞、テレビなどでご存知かと思いますが、日本人の2人に1人はがんにかかります。身近な病気であること、そして、死亡数が増加しつつある病気であることをふまえて、小学校の高学年、中学生に勉強してもらおうという趣旨でございます。
ご縁があり、今回は京都山城総合医療センターから、私が出張授業に寄せてもらいました。
本日、京都府南部の小学校に寄せてもらい、小学校5年生に、がんについて、わかりやすく(?)話してきました。中でも、たばこのこと、吸ってはいけないよと強調してきました。「吸いたいと思う人はいますか?」と尋ねてみましたが、1人もいませんでした。一方、ご両親のどちらかが喫煙しているのは半数を超えて手が上がっていました。これを機会に、お子さんから、言われて、やめようと思ってくれる人が「禁煙外来」の門を叩いてくれることを祈ってます。
この授業の後半は、がんの体験を語っていただきました。体験者の生の声、真剣な眼差して聞いていました。
校長先生とも少し話をさせていただきました。田舎の小学校とはおっしゃってられましたが、児童は元気いっぱいで、朝から校庭でサッカーなどの運動をしていることや、家に帰ったら、きっと今日の事を話しますよなど、一人一人の児童のことを把握しておられるようで、感服いたしました。
この機会をいただき、写真を撮っていただいたT氏に感謝申し上げます。機会を頂ければ、もう少しうまく話せるかと思い、もう一度話をしてみたいと思うのでありました。
今日は、5年生の児童に元気をいっぱいいただきました。いつの日か、そんな話も聞いたことがあると思い出してもらえればうれしいです。ありがとうございました。
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