Asian Society of Cardiovascular and Thoracic Surgery、第25回アジア心臓血管胸部外科学会学術集会(ソウル)へ参加、発表してきました。
一つは、Single port VATSの演題。電気研磨を行い、ツルツル、ピカピカの、まるで鏡のようなミラー鉗子を用いて、安全に周囲組織の剥離を行なっています。
もう一つは、産休、育休中の女性医師を対処としたe-learningについて。体調、育児の忙しさなどから、完全にdutyとされるとしんどいものがありますが、2週間に1回くらいのオンライン学習になら、参加できるとの意見でした。
休暇中くらいは完全に医療から離れさせて・・・という意見もありますが、ゆるくても、コミュニケーションを継続できる点で、安心できるという感想をいただきました。
Reduced port surgeryというセッション、やはり、日本からの演題はほとんどなく、中国、韓国、台湾、香港がメッカとなりつつあると感じました。
低侵襲の手術なのですが、5年くらい遅れてしまったような印象を受けましたが・・・
日本の呼吸器外科手術は、どこへ向かっていくのであろうか。