2015/10/17

まダニ・・・

私、呼吸器外科医なのですが、当直をしていると、外科全般の対応をしなければなりません。

マダニをご存知ですか。

2,3mmの虫なのですが、都会に住んでいると、出会うことはほとんどありません。

家ダニとは別の種類で、山・林などに入ると、知らないうちに刺されて、吸血されるというものです。自覚症状が出ないので、刺されていても気づかないことがあるようで、今日の患者さんも、昨日、山で仕事をして、今日気が付いたということです。

局所麻酔をして丁寧に取り除きました。吸血できていないのか、まだ小さいままでした。

1、2週間で発熱や嘔吐などの症状が出ることがあります。慎重な経過観察が必要です。


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2015/09/09

End Noteの活用・・・

文献整理用に、使用しているEndNoteというソフトがあります。

webサイトを見ていると、新しいサービスが始まっていました。

"一致"とうサービスなのですが、論文のタイトル、要旨をコピペすると、投稿するにふさわしい?(内容が一致しそうな)雑誌を探してくれるというものです。

早速、このまえ、通してくれなかった論文で試してみました。


結果、6つの雑誌を列挙してくれました。
一番上位に来たのは、私が投稿した雑誌でございます(残念)。

さて、次の投稿に向けて、練り直しです。
がんばるよぉ〜


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2015/05/17

第32回日本呼吸器外科学会(高松)・・・

四国うどん県での開催となりました、第32回日本呼吸器外科学会で発表してきました。

今回は、都合により、前日の評議員会と、最終日のポスター発表の二日間、日帰りでの参加となりました。

教育のセッション、オンライン学習について発表してきました。コアな数名での質疑応答でしたが、中身は濃いものでした。
座長の先生、ディスカッションしていただいた先生、ありがとうございました。

ほんの少しの時間的余裕を確保して、四国うどんも堪能できました。

来年は、京都です。

2015/04/01

新年度はじまりました・・・

呼吸器外科の解説から7年目に入りました。

毎月第1月曜日、京都山城総合医療センターでは医局会があります。

呼吸器外科医が対応できる呼吸器疾患の診療について、
(1) 肺がん、転移性肺腫瘍、縦隔腫瘍に関しては、すべてコンサルトを受けます。診断、治療に責任を持ちます。
(2) 気管支ファイバーの検査について、必要度を判断して検査依頼をします。
(3) 気胸についても、ドレナージを含めて相談ください。
など、新年度の決意表明を行いました。

当たり前のような話でありますが、チャンスをいただきたいのでございます。

京都府南部、相楽地区での呼吸器外科診療をがんばっています。

今年度も、ご指導をよろしくお願い申し上げます。


2015/02/20

美味・神チョコ・・・

京都府南部に和束町(わづかちょう)があります。

木津川市の北西にあり、山間の町ですが、お茶の栽培が有名です。

お茶とチョコを掛けると、抹茶チョコになるのですが、これは日本初ではないでしょうか。

番茶チョコです。

めっちゃ濃いです。


色は濃い緑色。味は確かに、番茶でありました。
チョコ好きの方、ぜひご訪問ください。
もちろん、抹茶の神チョコもございます。

(京都山城総合医療センターの売店でも販売しています)


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2015/01/12

台南(台湾)で国際学会・・・

みなさま、新年あけましておめでとうございます。

Joint Conference of IWAIT and IFMIA in Tainan, Taiwan

という国際学会に来ています。

成功大学、電子・電子技術学部。証拠写真です。

台南は、台湾の南部の都市で、高雄から電車で30分くらいの距離であります。

今日、午前中にポスターセッションでの発表を終えました。40演題くらいですが、すべての演題に1分間発表という英語のプレゼンテーションのチャンスがあります。その後で、ポスターの前に立ち、道行く人とdiscussionするという企画です。



私が発表したのは、「オープンソースソフトウェアを利用して、若手の呼吸器外科に遠隔地から画像読影を教える」という内容です。京都府立医大オリジナルという発想であるのです。

遠隔地のコンピュータから大学内のサーバーコンピュータに遠隔で接続し(暗号化通信を確立した上で)、デスクトップ共有という機能を用いることにより、同じ画面を見ながら、画像の検討・指導ができるというものです。

離れていればいるほど、移動に時間がかかればかかるほど、インターネットの利点が見えてきます。時間さえ合わせれば、しゃべりながら、画像を見ながら、注意点の確認などができるのであります。

さて、初日に発表が終わってしまいましたので、夜の街へ出発です。

花園夜市へ行ってきました。

台南駅前からタクシーで110元(440円)。食事だけではなく、遊戯コーナーもありました。
日本の夜店、縁日のように種類は多くないですが、中華のDeepなところ、チャレンジしてみました。
焼きそば、えびのお好み焼き、ポテトにいろいろ乗せなど。ソーセージ、白身魚のミンチの揚げ物、いちご飴など、かなり食しました。

やきそば

ベイクドポテトにいろいろ載ってます。個人的には、これが一番だったかな・・・

お好み焼く?ネギ焼き?もやし焼き?という感じです。

全体的に、甘い目の味付けでありました。


iPhone関連で、自撮りスティックを買いました。一人旅で、景色に自分を入れたいときには使い勝手が良さそう。高いところから撮り下ろしたり、見上げたりの画像も取れそうです。

折りたたみで、1mくらい伸びます。手元のボタンを押すと、シャッターが切れるのです。
サイクリングの時にも使えそうです。200元(800円)。

では、あと二日、学会で勉強して(楽しんで)参ります。

本年もよろしくお願い申し上げます。

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2014/08/28

緊急気管切開・・・

気管切開という手技は、上気道の閉塞の時、緊急気道確保の手技として行われる事があります。

緊急以外でも、長期人工呼吸器管理による弊害を少しでも早い段階から、予防する、治療するための手段でもあります。

自分ののどを触ってみてください。
のど仏と言われる部分、頚部のかなり頭よりの所に甲状軟骨があります。甲状軟骨の下は輪状軟骨で、輪状軟骨よりも1、2軟骨尾側の軟骨の間から、いわゆるセルジンガー法でガイドワイヤーを利用して気管支カニューレを挿入する方法があります。

従来、気管切開では、丁寧な外科的手技で気管前面を露出させ、逆U字切開で気管前面に窓を開け、カニューレを挿入していました。

およそ30分くらいの所要時間が、穿刺法でおこなうと、10分もかからないで気道確保が可能になります。救急室、ICU、病棟でも、必要な時に迅速に気道確保を行う事が可能になるのであります。

初回の気管切開(穿刺)用のキットです。
鉗子は、滅菌できるので、再利用できます。

気管切開のモデルです。穿刺のあと、ガイドワーヤーを挿入しようとしています。




鉗子には、ガイドワーヤーが通る溝が掘ってあります。
ガイドワイヤーに沿わせて鉗子を通し、横に広げた所です。
確実に、皮膚と気管の中がつながります。


超緊急のときは、もう少し細いタイプもあります。
本当に穿刺するだけ(静脈留置針の太いタイプ)のイメージで、最低限の換気はできるタイプです。

救急時、自分にできる事、道具を揃えておく事、日々のシミュレーションが大切であります。

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2014/08/15

胸水の培養・・・

膿胸といって、胸の中で肺の外側のスペースに細菌感染を起こす病気があります。

太古の昔から、膿瘍の治療は、「切開排膿」が基本です。お尻のおでき(いわゆるアテローム、感染性粉瘤)などは、局所麻酔を行い、切開して内容物を外へ出す処置を行います。

胸の中の感染の場合は、胸腔穿刺ドレナージを行います。この時に採取した胸水を細菌培養の検査に提出し、細菌の同定と抗生物質の感受性検査を行います。できるだけ早く、細菌を同定し、治療効果の高い抗生物質を選択する事が大切です。

従来、滅菌スピッツに入れた物を提出していたのですが、検査科長から、血液培養のボトルに入れて提出してくれれば、培養で出るかどうかが早く分かるので便利ですよと教えていただきました。

培養の機械。ボトルを挿入して、くるくる回すようです。
温度管理もしっかりしているようですね。

32番の奥に黄色の穴があいていますが、ここからビームを当てるようです。

培養ボトルのそこに、赤茶色の特別な物質がしかれています。細菌の放出する二酸化炭素に反応して、色が変わるとの事。色が変わった事を、培養機械の奥の穴から光を当てて調べる仕組みのようです。

培養陽性となったアラームが鳴るとの事でした。

ボトルのそこに赤茶色の敷物があります。
二酸化炭素に反応して色が変わるとの事。

呼吸器外科ですが、こういう大奥でプロの仕事をする方々にささえられて仕事をしている事を知ると、感動すると同時に、感謝いっぱいの気持ちでございます。

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2014/07/28

胸膜癒着療法(ユニタルク)・・・

ユニタルクによる胸膜癒着療法にの実際について、写真を交えて提示します。

悪性胸水の患者に、胸水貯留を軽減させる目的で、胸膜癒着療法を行う事があります。
従来は、OK-432(ピシバニール)を使用する事が多かったのですが、炎症反応が強く、悪寒とともに38〜39度の発熱を来す事が知られています。

必要以上に怖がる事は無いのですが、過大侵襲にならないように、十分に注意して投与する必要があります。2, 3日連続して発熱する事がある事にも注意が必要です。

一方、ユニタルクですが、まだ少ない治療経験ではありますが、
(1)注入時の痛みはほとんどない。
(2)発熱も37度前半くらいで微熱程度。
(3)3日後には排液量が著明に低下する。
という印象を持っています。

ユニタルクのキットとは別に、局所麻酔用に1%キシロカイン10mlと、生食100mlをオーダーしておきます。
生食50mlをユニタルクと混ぜる用に、残りに50mlは別の注射器にフラッシュ用にすっておきます。

セットの内容です。専用の注射器が入っています。

生食100mlの中から、50mlを注射器にとり、ユニタルクと混合します。

生食に溶ける訳ではありません。混濁液になります。


奥に沈殿しつつあるのが分かるでしょうか。
注入するときは、まずは痛み止めのキシロカインを胸腔内に注入します。
つづいて、沈殿したユニタルクでチューブが閉塞しないように、注射器をゆっくりふりながら、混ぜつつ、ゆっくりを注入します。
最後に、残りの生食50mlで回路をフラッシュします。注入後は、胸腔ドレーンのチューブをクランプしておきます。

合計で110mlの液体が胸腔内に入ります。15分置きに、胸腔の隅々まで薬がしみ込むように体位変換をしてもらいます。

終了後は、クランプを開放して、ドレナージを再開します。
3日目くらいで、排液量が減ってきて、レントゲンでも肺がしっかりと拡張していれば成功です。

ドレーンを抜く判断は、150ml/day以下が一つの基準になるのではないかと思います。

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2014/06/29

CARS 2014参加記・・・

今年もCARSへ参加して参りました。
昨年の記事はこちら。CARS 2013として、ドイツ、ハイデルベルクで開催されました。

Computer Assisted Radiology and Surgery

今年は、福岡国際会議場でありました。6月25日から6月28日までの4日間にわたって、世界中のロボット、外科、放射線科の融合した発表が行われました。


最終日の私の発表が終わった後で、後輩の岡田先生と、CARSパネルの前で記念撮影を行いました。今回、大学からの2演題と合わせて、京都府立医科大学の関連で3演題の発表となりました。

福岡、博多でありますが、国際学会ですから、会場内は全て英語での発表になります。質疑応答も英語です。

私の発表は、てれカン!についてです。
京都山城総合医療センターというと、京都府南部の奈良県境にあります。難しい症例等の相談には、片道1時間半くらいかけて大学病院に相談に行っていましたが、遠隔画像会議を行う事で、その必要性は全く無くなりました。

ビデオをYoutubeへアップしたので、ご参考にしてください。



全てをオープンソースソフトで構成するため、費用はかからない点もよいです。
最近5年くらい行ってきましたが、少しずつ通信速度も速く安定してきているようで、非常に快適な遠隔会議を行う事ができるようになりました。

博多の夜

初日

ひとりもつ鍋。鍋というと大勢で食べる物と思いますが、出張のときは一人になる事も多いのです。一人でも気にならずに入れるお店という事で、万作屋へ行きました。
博多駅の筑紫口から徒歩3分。お姉さんが作ってくれます。
モツの上にキャベツ、その他の野菜を乗せてガスコンロに点火するだけです。

しばらくすると、素材のもつ水分が染み出てきます。
これをスープにして、野菜を煮ていきます。

食べごろです。
私はこのままで。

〆はラーメン。もつ鍋のモツや野菜を少し残して、メンを入れてもらいました。
満腹。

二日目

ボートツーアで博多港を巡りました。師匠ご夫妻も参加され、発表の終わった後輩ふたりをねぎらいつつ、ビール、ワインで乾杯いたしました。
ホテルへ帰る前に、ラーメンへ行きました。元祖長浜ラーメン。細麺、固めでオリジナルのラーメン。替え玉もしました。満腹。
細麺で固めを選択。
次は柔らかめんにしてみようと思う。
(博多の市場の人が、早く食べられるように工夫されたようであります)
来年は、スペイン、バルセロナとのこと。行きたいな!と思うのであります。

がんばろー!!