2017/08/16

術後の反省会・・・

呼吸器外科医は手術をするだけではありません。

手術の前には、
患者さん・家族への病状説明、手術の必要性・方法、危険性、合併症など、やや専門的な話をしたり、
点滴や内服薬、採血・レントゲンなどの指示を入れたり、
術前のリスク評価、サマリーを作ったり。
CT画像をじっくりと見て、それこそ、暇さえあれば見て、頭の中で血管の走行、処理をシミューレションしています。

手術の最中は、人生でいちばんの集中力を発揮します。術前の予想通りに手術を終えられる日もあれば、シミュレーションからずれてしまう日もあります。

術後管理をしながら、ビデオを見て振り返りをして、フィードバックをかけます。

そして落ち着いていることを確認できたら、手術に入っていただいた先生方と、食事をしながら反省会を行います。
この日は、餃子、焼売、麻婆肉豆腐の3品。餃子は焼餃子と水餃子の2種類。〆に焼き飯というメニューでした。

研修医の先生を相手に、医学談義に花が咲きました。将来の楽しみなお二人でありますよ。

私の部屋でお安く(?)楽しく反省会であります。




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2017/08/01

卓上扇風機・・・

暑い日々が続きますね。

病院ですから、もちろん、クーラーも入れてますが、やっぱりむす時もあるんです。

そんな時のため、卓上扇風機を使っていました。綾部市立病院に勤めていた時に買ったので、かれこれ10年くらい使ってましたが、壊れてしまいました。モーターがカクカクとしか回らなくなりました。

新しいものをネットで探すと、USB給電のものがが主流になってます。ピンクでプラスチックのもので、大きさ・風力は、ほとんど同じなのですが、圧倒的に静かになりました。

この夏は、こいつで乗り切ります。

2017/07/29

呼吸器外科手術・・・

京都山城総合医療センターでは、呼吸器外科医は私一人です。手術をどうするのか、患者さんに聞かれることがあります。

「先生がしていただけるのですか?」
と問われたら、
「はい、私が責任を持って行います」
と答えます。

しかし、呼吸器外科、胸腔鏡下手術となると、ある程度の”慣れ”が必要な手術です。そして、手術は一人でするものではありませんので、京都府立医科大学から、支援をいただいて手術を行っています。

今週は、呼吸器外科学教室教授、井上匡美先生がご来院くださいました。井上教授は、大阪府立四條畷高校の先輩で、大阪大学で肺癌、縦隔腫瘍のみならず、肺移植までされていた先生です。この日の手術は右下葉の転移性腫瘍に対する部分切除術でした。

適切なご指導のもと、しっかりと手術を終えることが出来ました。

かなり緊張しましたが、術者としてやっていると、見えていないものがあるということを改めてご教示いただけたと思います。

手術室スタッフと笑顔で写真撮影をしていただきました。当院乳腺外科のK先生は、研修医の時に大阪鉄道病院で勤務していました。当時、井上先生が大阪鉄道病院へ出張された時、一緒に手術に入ったことがあるとのこと、この世界、やっぱり狭いもんだと思いました。

井上先生、遠いところご来院いただきありがとうございました。
これからも、ご指導いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。



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2017/07/15

胸腔ドレナージ!!!

研修医の先生に胸腔ドレナージをしてもらいました。
私の両手サポートがありましたが、上手に入れてくれました。
自然気胸について調べてもらいました。

『自然気胸の手術適応について』          
 
  自然気胸とはブラ・ブレブが破裂し胸腔内に空気が貯留した病態であり、重症度は胸部X線写真における肺の虚脱度によって、軽度(Ⅰ度)、中等度(Ⅱ度)、高度(Ⅲ度)に分類される。

肺虚脱が軽度であり臨床所見が乏しい場合は経過観察とする。虚脱が中等度以上であれば初期治療として胸腔ドレナージが推奨され、高度であれば迅速な胸腔ドレナージが必要となる。

自然気胸の手術適応としては、①再発を繰り返す症例②空気漏れの持続例③両側性気胸④著名な血胸⑤膨張不全肺⑥社会的適応があげられる。

社会的適応例としては、パイロットや潜水士など、気胸が致命的になりうる職場などがあげられる。
     --->パイロット、潜水士が気胸持ちということは聞いたことがないですが、実際のところ、どうなんでしょうか。(伊藤)

原発性自然気胸患者の約半数は再発するといわれており、胸腔鏡検査による胸膜擦過での再発率予防の成功率はほぼ100%である。
     ---> 責任病変の切除と、医療用素材による被覆が標準手術です。病気の原因は肺側ですから、初回の手術ではそこまではしていないです。(伊藤)

近年、胸腔鏡下手術も機器の進歩により安全かつ容易に施行されるようになってきており、自然気胸はそのよい適応である。



研修医のK井先生。日々、患者に向き合って、頑張っています。



2017/06/26

救急症例検討会・・・

京都山城総合医療センターでは、月に1回の頻度で、救急症例検討会が開かれます。今日は、研修医が当直中に経験した症例を3症例、発表してくれました。

そのあとで、ミニレクチャーとして、ベテラン医師がそれぞれの専門分野で15分くらい話をします。

今回は、呼吸器外科から、Chest tubeの挿入法と題して、15分のレクチャーをいたしました。

詳細は、参加してもらうとして・・・(参加でけへんやん)

終了後、ICUナースの〇〇さん、府立医大から学生実習できている娘さん、循環器の〇〇〇先生、そして私で記念撮影をしました。



これからも、よろしくお願いします。

2017/06/13

リスクマネージメントラウンド中!

当院の医療安全の取り組みとして、リスクマネージメントの院内回診が始まりました。


「一緒に学んでいきます」との、リスクマネージメント委員会のお言葉。

隣で聞いていましたが、なかなかのレベルでありますよ。





2017/05/13

呼吸器外科学会(博多、福岡)で発表しました・・・

初日、木曜日にポスター発表を行いました。
肺尖部、第2、3肋間の神経鞘腫の手術を、Single port VATSで行なった症例発表です。症例発表でありますが、singleポートで行うには良い適応の手術です。術後の痛みが少ない、胸壁からの切除なので、血管損傷に中止するだけで、視野の確保は容易であります。


奈良市立病院の呼吸器外科部長寺内先生とお会いしました。評議員会のあとは、ホテルの近くで、少し飲みながら、はなしをしました。


二日目、高校時代の同期のK子くん、Y田さん。30年くらい経っていますが、懐かしく、たわいもない話でもりあがりました。リフレッシュです。



会長講演。福岡大学、岩崎先生の講演を拝聴いたしました。羅針盤。人生、どっちの方へ向かうのか、道しるべはあるのか、心にのこる講演でありました。常に、チャンスを待ち続けていないと、チャンスが来てもわからない。


来年は、千葉、幕張メッセでの開催です。ホテル、予約しておこう。



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2017/04/29

日本外科学会(横浜)で発表して来ました!!!

日本外科学会(横浜)で発表してきました。

今回のお題は、

「休業中の女性外科医に対するe-learningシステムの構築と運用」

と題して、学会の最終日、サージカルフォーラムでの発表です。

男女共同参画というテーマの中で、産休・育休の呼吸器外科医に対して、e-learningシステムを用いて、自宅にいながらバーチャルに症例を検討・経験できるシステムであります。

カンが鈍らないように、同僚とコミュニケーションを維持できるようにと思いました。

ただし、休業中の労働者を相手に遠隔教育を強制するという批判を浴びないように、義務ではなく、時間と体の調子を見ながら、チャレンジしてもらうというスタンスであります。

毎週ではしんどいけど、2週間に1回くらいなら・・・

というご意見をいただけたことが、私にとっては大きな成果でありましたよ。


写真は、横浜の夜から・・・
いまいちだけど、イマイチではない居酒屋さんで、仲間とささやかな宴でありました。



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2017/03/25

アジア心臓血管呼吸器外科(ソウル、韓国)で発表しました!!!

Asian Society of Cardiovascular and Thoracic Surgery、第25回アジア心臓血管胸部外科学会学術集会(ソウル)へ参加、発表してきました。

一つは、Single port VATSの演題。電気研磨を行い、ツルツル、ピカピカの、まるで鏡のようなミラー鉗子を用いて、安全に周囲組織の剥離を行なっています。

もう一つは、産休、育休中の女性医師を対処としたe-learningについて。体調、育児の忙しさなどから、完全にdutyとされるとしんどいものがありますが、2週間に1回くらいのオンライン学習になら、参加できるとの意見でした。
休暇中くらいは完全に医療から離れさせて・・・という意見もありますが、ゆるくても、コミュニケーションを継続できる点で、安心できるという感想をいただきました。




Reduced port surgeryというセッション、やはり、日本からの演題はほとんどなく、中国、韓国、台湾、香港がメッカとなりつつあると感じました。
低侵襲の手術なのですが、5年くらい遅れてしまったような印象を受けましたが・・・
日本の呼吸器外科手術は、どこへ向かっていくのであろうか。


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2017/03/02

緩和ケア・・・

みなさん、こんばんは。

がん治療に携わる医療従事者(医師、看護師、薬剤師など)は、緩和ケア研修会の受講が必須です。二日間に渡り、会場に缶詰になり、座学、ロールプレイなどを通して、緩和ケアの知識を身につけるためののもです。

私自身は、もう、10年くらい前に受講しているのですが、このたび、ピンバッヂをいただきました。

つける場所がないので、名札の穴に差し込んで見ました。



金バッヂです。キラキラです。


日本緩和医療学会さま、ありがとうございました。