2010/07/28

第2回iPhone医療応用研究会のご案内

さて、この春、iPadに続きiPhone 4の発売で、タッチパネル、モバイルコンピューティングの世界が一気に加熱してきました。簡単で直感的な操作が可能なiPhoneを医療現場でどのように使い込むか、その使い勝手を洗練していくための研究会です。

お忙しいとは存じますが、初秋のひとときが必ず有意義な時間になると思いますので、皆様お誘いあわせの上、是非ともご参加くださいますようご 案内申し上げます。



日時:平成22年9月11日(土)、午後1時30分~午後3時00分
場所:キャンパスプラザ京都 4階 第4講義室
京都市下京区西洞院通塩小路下る (ビックカメラ京都店の北向い)

プログラム
1. Opening Keynote 
京都府立医科大学 呼吸器外科 准教授 島田 順一 先生
2.「iPhone, iPadによるリアルタイム遠隔画像診断カンファレンス」〜医療画像表示ソフトOsiriXの応用〜
公立山城病院 呼吸器外科 部長
京都府立医科大学 呼吸器外科 客員講師 伊藤和弘
3.「糖尿病管理におけるモバイル技術の応用:iPhoneとライフスキャンのケーススタディ」
「Leveraging Mobile Technology in Diabetes Management: case study, iPhone and LifeScan」
ライフスキャン事業部マー ケッティング部ディレクター Ms. Grace Sheen

医学生、コメディカル、一般の方も歓迎です。当日来場いただける方は、会場準備 の都合がありますので、メールでご連絡ください。伊 藤 和 弘 kazuitoh@me.com

代表 世話人:島田順一(京都府 立医科大学 呼吸器外科 准教授)
幹事:伊藤和弘(京都府立医科大学 呼吸器外科 客員講師)







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2010/07/23

肺モデル・・・

公立山城病院の呼吸器外科のメイン病棟は6階病棟になります。
胸腔ドレーンの管理や、呼吸の仕組みについての勉強会を開きましたが、H看護師制作の呼吸モデルをご覧いただきます。

胸壁・胸郭を透明なペットボトルとします。中央部分の広い所で、横一線に切り落としておきます。
ゴム風船を肺とみなします。ゴム風船をペットボトルの口から落とし込み、外反して固定します。飲み口からゴム風船の中に空気が自由に行き来できます。
手術用のゴム手袋を横隔膜に見立てます。ゴム手袋と適当な大きさに切り、ペットボトルの底を覆い、回りから空気が入らないように固定します。
これで完成です。

ゴム手袋(横隔膜)を下に引っ張ることで、ペットボトル(胸郭)の中のゴム風船(肺)がふくらむ様子が分かると思います。




実際に動かしてみて、H看護師の感想は、「肋骨がないので、胸郭もへこんでしまう…」でありました。




2010/07/22

黒ケリー・・・


肺の手術をVATSで行うときに使用する鉗子です。
指を入れる部分(写真の奥の方、ぼけてます)が黒いので、通称「黒ケリー」です。
細い血管を結紮する場合、指を入れることが出来ないため、先端の溝の部分に糸を通して結紮点で横に開いて糸を結ぶときに使用します。

公立山城病院では、私が赴任したときに、2個購入し、1つを開胸セットの中、1つを清潔パックに入れていました。術中に落として不潔にした場合、清潔パックのものをすぐに取り出して使用するためです。

ところが、1年たって初めて気がついたのですが、先端の形状がちょっと違うんです。
従来使っていたものと比べて、結紮しにくいとは思っていたのですが、左右も明らかに非対称で、業者に連絡したところ、新しいものに交換してくれました。

日本の技術も・・・ね。気づかなかった私も・・・ね。

2010/06/24

クリニカル・クラークシップ・・・

略して、「くりくら」と読んでおります。

京都府立医科大学の学生教育の一環として、協力病院に6年生を派遣し、実際の医療現場を体験させるプログラムであります。合計8週間あり、1, 2週間で数カ所の病院を見て回るようです。

その中、循環器内科志望で、山城病院へ4週間連続で来てくれた学生さんがI葉先生です。循環器内科志望ということで、心臓カテーテルの見学などが中心だったようですが、PCPS、IABP、人工呼吸器、人口透析と、さまざまな生命維持装置を間近に見て勉強できたのがよかったのではないでしょうか。

なぜ、呼吸器外科のブログなのに循環器内科かと言いますと、手術のお手伝いをしてもらったからです。国家試験に合格して、山城病院へ研修に来るようにと言っておきましたが、はてさて…

2010/05/31

国際学会、スペイン・・・

2007年以来の国際学会への出席でありました。

呼吸器外科領域では、手術後に低酸素血症となることが少なくありません。従来は酸素マスクを当てて、一晩ベッドで寝ていてもらうだけでした。ただ寝ているだけではもったいないということで、非侵襲性陽圧換気法(Noninvasive Positive Pressure Ventilation: NIPPV)を用いた術後管理を積極的に行ってきました。手術直後と翌日朝に血液ガスを測定し、酸素化の指標として動脈血酸素分圧を比較すると、NIPPVを行うことにより著明な改善を得られました。

マスクフィットによる人工呼吸療法で、状態の悪い人には使用できませんが、手術後の低酸素血症に対して、無気肺の改善を期待できますので、積極的に使用しましょうと発表いたしました。

2010/05/16

清明神社・・・

平安時代の陰陽師で有名な安倍晴明を祭った「清明神社」へ行って参りました。

自宅から、丸太町通りを西へ、堀川通りを北へテクテクと上がり、一条にあります。30分くらいの距離でしょうか。敷地はそんなに大きくありませんが、鳥居には五芒星がついておりました。

子供の頃から、何気なく星印と言えばこの五芒星を書いていたのですが、神秘的なマークです。

2010/05/08

軟式野球・・・

公立山城病院には野球部があります。

軟式野球ですが、勤務が終わってから城陽まで出かけてナイターで練習をしています。年に1回の府大会です。京都府の自治体野球部がトーナメントを競います。…市役所や…消防署などが独自のチームを作って参加しております。

ゴールデンウィーク明けの晴天の日、京丹波自然公園で行われました。われわれは初戦を戦いましたが、惜しくもサヨナラ負けとなりました。来年も行きまっせ!!!

(5回裏のさよならコールドゲームでした…)。

2010/05/03

呼吸器外科検定(その1)

呼吸器外科検定なるものを作ってみました。教科書にはない、術中・術後の管理などを中心に検定問題を考えてみましたが、問題を考えるのは、なかなか、難しいものであると実感いたしました。

しかも、自分で作った問題なのに、答えを間違えたりして・・・恥ずかしい限りです。

学生さん、研修医の先生、看護師さん、ぜひチャレンジしてください。

2010/05/01

比叡山、延暦寺・・・

30年ぶりになりますが、延暦寺へ参りました。

市内は桜ちるですが、山の上は今が見頃との噂を聞きつけ、ハイキングがてらドライブとなりました。比叡山ドライブウェイを走り、延暦寺へ到着いたしました。日本の仏教の総本山みたいな所ですので、教科書に出てくるようなお坊さんはここで修行しているようです。

観光客(自分もそうですが)もあまり多くなく、比較的ゆっくりと回れました。お寺の雰囲気というか、仏像というか、日本の文化・良さについて、最近何となく分かるようになった気がします。

2010/04/22

日本一早い??一年目研修医が外科デビュー!!

今日、午後から、臨時手術の呼吸器外科でありました。

本年から、医師1年目の研修医の卒後研修プログラムが改変され、なんと、「外科」が必須から外されているのであります。従って、1年目の研修医の先生は、簡単な縫合処置などの経験のないまま、2年目以後に突入するというシステムに変わっているのであります。

将来の外科医を育てる土壌がないということは、20年後、手術をする医師が足りないということにつながり、「自分がもし癌になったとき」、手術を託せる後輩がいないということになります。

公立山城病院ではひと味違った研修にしようと考えています。

忙しい(?)内科の研修の期間の中でも、「必ず参加」の義務のない時間帯を選んで、外科の世界を見てもらうようにしています。

山城病院の1年目研修医のK藤先生ですが、一昨日の胸腔ドレナージに続き、今日は呼吸器外科の手術に参加してもらいました。

手荒い(ブラッシング)、ガウンテクニック(清潔の手術着を身につける)、手術用手袋の装着方法も、実戦では初めてでした。そして、実際の手術では、内視鏡の係として、第2助手として手術に参加してもらいました。

1年目の研修医は、外科をまわらないわけですから、K藤先生が、日本で一番早く、呼吸器外科の手術に参加した研修医であると、本日このブログで宣言いたします。

「もうすでに手術に入った」という1年目の研修医の先生がおられましたらご連絡ください。