2017/05/13

呼吸器外科学会(博多、福岡)で発表しました・・・

初日、木曜日にポスター発表を行いました。
肺尖部、第2、3肋間の神経鞘腫の手術を、Single port VATSで行なった症例発表です。症例発表でありますが、singleポートで行うには良い適応の手術です。術後の痛みが少ない、胸壁からの切除なので、血管損傷に中止するだけで、視野の確保は容易であります。


奈良市立病院の呼吸器外科部長寺内先生とお会いしました。評議員会のあとは、ホテルの近くで、少し飲みながら、はなしをしました。


二日目、高校時代の同期のK子くん、Y田さん。30年くらい経っていますが、懐かしく、たわいもない話でもりあがりました。リフレッシュです。



会長講演。福岡大学、岩崎先生の講演を拝聴いたしました。羅針盤。人生、どっちの方へ向かうのか、道しるべはあるのか、心にのこる講演でありました。常に、チャンスを待ち続けていないと、チャンスが来てもわからない。


来年は、千葉、幕張メッセでの開催です。ホテル、予約しておこう。



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2017/04/29

日本外科学会(横浜)で発表して来ました!!!

日本外科学会(横浜)で発表してきました。

今回のお題は、

「休業中の女性外科医に対するe-learningシステムの構築と運用」

と題して、学会の最終日、サージカルフォーラムでの発表です。

男女共同参画というテーマの中で、産休・育休の呼吸器外科医に対して、e-learningシステムを用いて、自宅にいながらバーチャルに症例を検討・経験できるシステムであります。

カンが鈍らないように、同僚とコミュニケーションを維持できるようにと思いました。

ただし、休業中の労働者を相手に遠隔教育を強制するという批判を浴びないように、義務ではなく、時間と体の調子を見ながら、チャレンジしてもらうというスタンスであります。

毎週ではしんどいけど、2週間に1回くらいなら・・・

というご意見をいただけたことが、私にとっては大きな成果でありましたよ。


写真は、横浜の夜から・・・
いまいちだけど、イマイチではない居酒屋さんで、仲間とささやかな宴でありました。



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2017/03/25

アジア心臓血管呼吸器外科(ソウル、韓国)で発表しました!!!

Asian Society of Cardiovascular and Thoracic Surgery、第25回アジア心臓血管胸部外科学会学術集会(ソウル)へ参加、発表してきました。

一つは、Single port VATSの演題。電気研磨を行い、ツルツル、ピカピカの、まるで鏡のようなミラー鉗子を用いて、安全に周囲組織の剥離を行なっています。

もう一つは、産休、育休中の女性医師を対処としたe-learningについて。体調、育児の忙しさなどから、完全にdutyとされるとしんどいものがありますが、2週間に1回くらいのオンライン学習になら、参加できるとの意見でした。
休暇中くらいは完全に医療から離れさせて・・・という意見もありますが、ゆるくても、コミュニケーションを継続できる点で、安心できるという感想をいただきました。




Reduced port surgeryというセッション、やはり、日本からの演題はほとんどなく、中国、韓国、台湾、香港がメッカとなりつつあると感じました。
低侵襲の手術なのですが、5年くらい遅れてしまったような印象を受けましたが・・・
日本の呼吸器外科手術は、どこへ向かっていくのであろうか。


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2017/03/02

緩和ケア・・・

みなさん、こんばんは。

がん治療に携わる医療従事者(医師、看護師、薬剤師など)は、緩和ケア研修会の受講が必須です。二日間に渡り、会場に缶詰になり、座学、ロールプレイなどを通して、緩和ケアの知識を身につけるためののもです。

私自身は、もう、10年くらい前に受講しているのですが、このたび、ピンバッヂをいただきました。

つける場所がないので、名札の穴に差し込んで見ました。



金バッヂです。キラキラです。


日本緩和医療学会さま、ありがとうございました。



2017/02/02

インフルエンザ『警報』


インフルエンザが流行しています。
京都山城総合医療センターのある、山城南医療圏では、『警報』が発令されています。
入院患者さんへの影響を防ぐ意味で、不要不急の面会をご遠慮いただくようお願いしています。

京都府の感染症情報センターのリンクを参考にしてください。

2016/09/16

パルスオキシメーター

パルスオキシメーターをご存知でしょうか。



写真のように、指の先を差し込んで使用します。
ヘモグロビンの酸素飽和度を測定するための装置です。
一応、医療機器に登録されていますが、アマゾンで売ってます。
以前のものが壊れたので、新規に購入しました。

皆さんは、呼吸器外科の医師が、日常診療で使用するものとして、何を思い浮かべますか?もちろん、外科医師なので、メスや手術機器は使用しますが、病棟や外来で患者さんを診察する時、手元にあると便利なのが、パルスオキシメーターです。

赤血球が酸素を運ぶということは、中学生の理科で習ったことがあると思います。?赤血球の中にはヘモグロビンというタンパク質があり、これが酸素と結合して、細胞まで流れていき、酸素との結合を解いて、細胞へ酸素を供給する仕組みになっています。

指で簡易的に測定できるので、非常に簡単です。私は98%ですが、もっと若い人は99%あるかもしれないです。ご高齢の方は、97%のこともあります。この機械の性能上100%は出ないようになっているようです。

血液が肺を通って、ヘモグロビンが酸素と結合して、100%の酸素飽和度となります。全身を回って、心臓に帰ってくると、酸素飽和度は80%くらいに低下します。結合した酸素の20%くらいが全身で消費されたということであります。

病気の方、手術後の方は95%くらいにさがります。

さらに肺の病気が進行すると、90%を切るくらいまで下がることもあります。
酸素吸入が必要になります。
一般的に、入院中は、最低でも94 -  95%を目標に酸素投与していますが、回復するにしたがって、酸素は不要になっていきます。

アマゾンで購入できて、かなり多くの人がレビューを書いているのには驚きました。COPDの方や小児の喘息の方に使用していることが多いようです。
一家に一台とは言いませんが、聴診器を当てるよりも、酸素飽和度の方が客観的に状態を把握できるのではないかとも思ってしまいます。

今後の、診察においては、聴診器とパルスオキシメーターが必須のように思います。





 8千円から1万5千円くらいの価格設定でした。私はシリコンカバーの付いているものを選びました。




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2016/05/14

呼吸器外科学会(京都)

日本呼吸器外科学会へ参加しました。

発表演題を見ていると、日本の呼吸器外科領域の関心ごとがよくわかります。ビデオセッションでは、拡大手術・リンパ節郭清などの演題が多いようです。

私の演題は、
「呼吸器外科術前の禁煙指導について」
と題して、京都山城総合医療センターの結果を提示しました。

一人でやっていると、いろいろなことをしなければなりません。
術前の禁煙指導もそうです。

4週間程度の禁煙期間を置かないと、痰が増えるなどの有害事象から、呼吸器関連の合併症が増加するというデータがあります。

当院では、禁煙を守れず、当日の朝まで喫煙したため、手術延期としたこともありました。そこで、患者さんが、楽に禁煙できるようにと考え、禁煙外来を広めてきました。

外来受診時に、喫煙者である患者には、喫煙が肺がんのリスクを上げること、周術期の合併症を増やすリスクが上がること、今後の治療においても、呼吸苦などの原因になり得ることを説明し、手術前からの禁煙するように指導しています。

簡単に、「わかりました・・・」というのですが、自宅で一人で禁煙するのは楽ではないはずです。そこで、禁煙外来で、お薬を使って楽に止めれますよと説明するのです、断られることが多いのが現状です。2週間後に再度外来へ来させるのですが、やめてます、ときっぱり言っているので、「手術を受ける」ということが、かなりの禁煙開始の動機になるということは確かなようです。


2016/05/02

Single Port VATSについて・・・

前回の記事でも書きましたが、Single Port VATSのこと。

入念に準備を行いました。

まずは、部分切除の症例から。
そして、手順については大学のSJ先生と入念に打ち合わせ。
文献、動画も貪るように読みました。

一つの創から、内視鏡、鉗子、自動縫合器を入れて、視野を確保しなければなりません。

器具が喧嘩しないように(英語では、fencingフェンシングと言うようです)、段取りします。

肝心なところはハレーションしてますが、
3本の機器が挿入されているところが見えますでしょうか。
部分切除ですが、手術時間59分、出血8gです。
いままでのThree port VATSと変わりないです。

術後、創部が1カ所であるメリットは、痛みが圧倒的に少ないことです。

症例・経験を増やして、さらなる低侵襲手術を進めていきたいです。


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2016/04/10

アジア胸部外科学会(台北・台湾)で発表しました・・・

Asian Society of Cardiovascular and Thoracic Surgery の学術総会が台湾・台北で4月6日から10日まで開かれました。英語で発表、呼吸器外科領域のアジアでの現状について知見を深めることができました。



まず、私の発表について。

今までの遠隔画像カンファレンスは、比較的近距離(近畿圏内、京都府内)で行われていました。およそ50kmの範囲にとどまっていました。

これを、外国で行ったときにどうなるか、という経験を発表しました。

テレビを見ていて、外国とのライブ中継の時、音声が遅れるため、会話がギクシャクしたりする、ずれてしまうというい場面を見たことがあると思います。
我々の遠隔画像カンファレンスを外国と結んで行った時、どの程度の遅延があるのか、実際にCT画像をコントロールできるのかなどについて、興味がありました。

2000kmはなれた京都ー台南で遠隔カンファレンスを行いましたが、京都で行っているのと同じような操作感覚でありました。自分のMacで京都のサーバーを遠隔操作するのですが、CT読影の時の、画面のスクロールの感覚は、京都でしているのと変わりない印象でありました。
当たり前のことではありますが、距離が離れていても、高速ネットワークでつながれていれば、大量のデータを送受信可能となり、遅延も少ないのであろうと結論いたしました。

つづいて、Single Port VATSについて。

今回、Single port VATS symposiumという会が合わせて行われていました。
そのなかで、LIVE手術の企画がありました。
中国大陸の北京、上海、広州、などの5施設から、ライブ手術の映像を届けていただきました。10数年前、日本でも行われていたのですが、呼吸器外科領域では、学会がストップをかけたような形になり、公式の場で公開されることはありませんでした。

我々の施設では、3カ所の創をつくり、内視鏡、手術機器、自動縫合器をいれて手術を行っています。これを、わずか4,5cmの1カ所の創でやるというものでありました。

実際の手技を見たのは初めてで、スムーズな手技で短時間かつ出血量が少ない手術をLIVEで見たのですから、外科医魂(?)が騒ぎました。

これは、自院でも応用せねばなるまい。そう誓って帰国したのでありました。


2016/03/24

お医者さんと禁煙!!!

禁煙外来、山城医療センターでも行っています。

平成28年4月から、実質、年齢の制限なく、健康保険の3割負担で禁煙外来を受診できるようになります。

父・母と一緒の禁煙指導というのは未経験ですが、将来のある若い世代への保険適応は、正直嬉しいところであります。

ニコチン依存症の診断、直ちにやめたいと思っていること、1日の本数 X 喫煙年数が200以上(1日20本 X 10年が目安)、文書により同意したもの。

という制限があり、中でも問題となっていたのは、「1日の本数 X 喫煙年数が200以上」という項目です。

20代の若いひとが禁煙外来を受診するためには、1日に40本(2箱!)を5年などの、重度喫煙でなければ保険を利用して3割負担での治療ができませんでした。

平成28年4月からは35歳未満の喫煙者については、この制限が外されました。

新年度を機会に、禁煙!と決意するだけです。
その決意をサポートさせてください。

禁煙学会のページをご参考に。