ラベル 伊藤和弘 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 伊藤和弘 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2019/04/27

ご利益ありまっせ! 十日ゑびすさま!!

みなさん、こんばんは。

今年の正月は、珍しく、ゑびす様へ商売繁盛!のお参りに行ったのです。
その翌日に気胸の患者が来たりで、早速のご利益に預かったわけですが・・・

3月、4月の京都山城総合医療センター呼吸器外科では、まるで嵐のようなご利益のオンパレードでありました。

それなりに、忙しいのは良いのですが、限度を超えかけた忙しさでありました。

4月に入ってもこの勢いは止まらないようで、8件の手術をこなしました。

麻酔科のS先生に話をしていると、
「我々の世界では、絶対に商売繁盛の祈願をしたらあかん」
と言われているようです。

確かに、おっしゃる通りとも思いました。

これからは、適度な繁盛をお祈りすることにいたします。


嫁さんに、この話をしたところ、4月と5月は天中殺やから・・・と言われました。
今日から10連休に入ります。占いを、信じると、あと1ヶ月続きますか・・・




にほんブログ村 病気ブログ 肺がんへ  にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ


2019/01/10

インフルエンザ注意報・・・

みなさん、こんばんは

山城南医療圏でも、インフルエンザの流行が増えています。
京都山城総合医療センターでも、不要不急の面談、お見舞いなどの制限がかかりました。

常識的なことでありますが、予防に努めてください。
うがい、手洗いは必須ですよ。






にほんブログ村 病気ブログ 肺がんへ  にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ


2018/05/19

第35回日本呼吸器外科学会(幕張)・・・

みなさん、こんばんは。

千葉、幕張へ行ってきました。
学会で幕張というのは、初めてです。

幕張メッセという、一年中なんらかのイベントが行われている会場です。

今回は、international sessionで、uniportal VATSの話。
研究、再生医療としては、hibrid lungということで、脱細胞処理をした豚肺に、血管内皮細胞・肺上皮細胞を3Dで培養したものを、豚に移植するという話。

この二つのトピックスが私の中では秀逸でありました。

私自身の発表は、「医学部学生に対する呼吸器外科e-learningの効果の検討」と題して、ポスターでやってきました。

外科の教育というと、手術手技の教育、伝承ということになるのですが、術前・術後管理には、座学の知識も必要です。e-learningを受けることで、受けないよりも良い成績が出ているのがわかりました。



新人のドクター、手術室ナースへの教育へ応用しようと画策中です。
コンテンツを作るのが、結構大変でありますが、ここは、頑張って、記録に残しておきたいと思うのであります。


にほんブログ村 病気ブログ 肺がんへ  にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ




2017/10/11

第70回日本胸部外科学会・・・

第70回日本胸部外科学会定期学術集会に参加してきました。
25年ぶりの札幌であります。

クラーク博士の像。地下鉄とバスを乗り継いていってきました。
北海道、ひろい、でっかいどー
胸部外科学会は、心臓外科(成人、小児先天性心疾患)、血管外科(胸部大動脈疾患)、呼吸器外科、食道外科の学会です。専門分野はそれぞれ違いますが、胸部の中の臓器を扱う専門科の集まる会であります。

今回、私が専門とする呼吸器外科領域の中で、最も聞きたかったのは、低侵襲手術の現状です。

当院でも、Uniportal VATSと称して、1箇所の傷で肺切除を行い始めていますが、1箇所の傷で行うものの、傷の長さは4〜5 cmあります。
一方で、複数箇所の傷でも、一つの傷の長さを小さくする行う施設もあり、たとえば、4箇所でも、それぞれの傷を5mm+5mm+12mm+30mmと合計すると5cm程度になります。細い内視鏡用の器具、カメラを使用することで、傷の長さは小さくなる方向へと進化しているわけです。
そして、ロボット手術でありますが、これは傷の数、長さはロボットのアームに規定されるので、一朝一夕に小さくはならず、費用も高価でありますので、一般病院で購入することはありえないです。

傷の長さが小さい方が患者にとっては侵襲が少ないとは言えますが、傷の長さだけでは規定できないのが手術侵襲です。手術時間や、出血量、術後の合併症なども含めて、合計して総合点で判断するべきでありますが、明らかな指標がないのが現状です。

私の考えとしては、1箇所の傷で肺切除を行うことが低侵襲になろうかと考えています。そのためには、肺の血管を安全に剥離、切離することが重要であります。
学会でいろいろな発表を聞いていると、すこしずつ、時代が進んでいくことを実感しています。遅れないよう、ついていくとともに、地域の肺がん患者さんの手術に還元できるよう、日々、努力を続けていきます。

Dr. Gonzalez Rivasのスライドに、The most dangerous phrase in the language is "we've always done it this way."
というものがありました。「いつもこうやっている」では、進化がありません。少しずつ、工夫をして、もっともっとよい手術をできるように精進します。



にほんブログ村 病気ブログ 肺がんへ  にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ



学会出張中、代わりをしていただいた外科の先生、ありがとうございました。